ネットワーク回線の設定
緊急地震速報受信機 HomeSeismo(ホームサイスモ)の設定・確認
緊急地震速報受信機 HomeSeismo(ホームサイスモ)は、気象庁から発報される緊急地震速報をインターネットを利用して受け取ります。
ADSL 回線以上で常時接続、ルーターにグローバル IP が付与されている回線であればご利用いただけます。
以下のフローに添い回線の確認と準備をお願いいたします。
ネットワーク回線の確認フロー
現在使用している回線は
常時接続の回線である。 |
新規回線が必要です。
営業担当にご相談ください。 |
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ネットワーク回線に
セキュリティ (ファイアーウォール等) の設定をしている。 |
設定をしなくても接続が可能です。
IPアドレス指定の場合は ホームサイスモに割り振るIPアドレスをご準備ください。 DHCP環境の場合は必要ありません。 ※ 下記【2】参照 |
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通信許可が必要です。
各パソコンにIPアドレスを割り振っている場合は、ホームサイスモに割り振るIPアドレスをご準備ください。 ※ 下記【1】・【2】参照 |
弊社が工事当日に確認を行います。
インターネットの利用できる パソコンをお借りします。 ※ ネットワーク管理者がいない場合 |
- ※ セキュリティが厳しいお客様
-
プロキシ接続はできません。
ネットワーク担当者様にご相談ください。新規の回線が必要になる場合があります。
【1】IPアドレスのご準備
ホームサイスモにIPアドレスを振り、ホームサイスモサーバーとUDP相互通信をしていただくだけで接続できます。
ホームサイスモはホームサイスモサーバーにしか接続を行いませんので他のネットワークに影響を及ぼすことはありません。
ファイアーウォール設定
WAN側 |
ホームサイスモサーバーとUDPで相互通信を許可してください。 ※ サーバーIPアドレスまたはポート番号が必要なお客様は 営業担当までお問い合わせください。 |
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LAN側 | ホームサイスモのIPアドレスを設定してください。 |
- パケット量について
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緊急地震速報は 500byte 以下で何度か届きます。
また、緊急地震速報受信時の内蔵地震計波形データ(端末 → データセンター)が約 600kbyte、端末がP波を検出した場合に(端末 → データセンター)数kbyte です。
ファームウェアバージョンアップ時は 160kbps です。
通信量が非常に少ない為、既設ネットワーク回線に負荷をかけることはございません。 - セキュリティについて
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セキュリティについてまったく問題はございません。
ホームサイスモ端末は専用ハードウェアの組み込みシステムなため、第3者がソフトウェアを作成しても動作させることはできませんし、一般的なウィルスを実行する環境も持ちません。
また、ファームウェアには外部へアクセス可能となるソフトウェアが実装されていないため、端末へ侵入した場合でもこれを踏み台として外部へアクセスする手段を持ちません。
telnet へのアクセス、端末が提供する Web サーバーもパスワードによるアクセス制限が付加されています。
【2】IPアドレスの指定
IPアドレス 10.0.0.0/8 の一部をお使いの場合は個別の設定が必要となる場合があります。
ご使用の場合は事前にお問い合わせください。